【25年9月FP1級学科試験】受講生アンケート結果~FP1級学科試験に占める受講生割合は48%、合格率は全体の5.5倍の84%

fp1級コース 2025年11月07日

「FPキャンプを使えば本当に合格できるのか?」

「FPキャンプ利用者の何割が合格したのか?」

「実際にFPキャンプを使った人の感想は?」

本日は25年9月のFP1級学科試験を受験されたFPキャンプ受講生のアンケート結果をご紹介します。

FP1級学科試験に占める受講生の割合や年代別・学習期間別の合格率、「合格者は基礎編・応用編それぞれで何点取っているのか」といった試験データに加えて、「1級学科試験コース」「直前対策講座」を利用した感想や満足度、FPキャンプ生へのメッセージなど受講生の声も紹介していますので、次回以降のFP1級学科試験の受検の参考としてご活用ください。 


  • 2025年9月のFP1級学科試験において、総受験者3,764名のうちFPキャンプ受講生が占める割合は48.3%と過去最高を記録し、全体の5割に達する勢いです。FPキャンプが開講した2023年7月以降、受験者に占める受講生の割合は7回連続で右肩上がりの成長を続けています。

  • 今回のFPキャンプ受講生の合格率は84.42%と、全体の合格率15.41%の5.5倍を記録。2023年7月以降の試験において、7回連続で全体合格率の4.5倍を超える高い合格率を達成しています。

  • 年代別受験者数をみると、10代から60代まで幅広い年齢層の受講生が9月試験を受験しました。受験者数は50代が37%と最高で、30代、40代と続き、30代~50代で8割を超えました。
  • 合格者数は受験者数の割合と同じく、50代が最多の21名、次に30代の19名、40代の13名と続きました。
  • 合格率は10代と20代が100%と受験者全員が合格、次が40代の93%、30代の91%と続き、この4つの年齢層がFPキャンプ受講生全体の合格率84.4%を超えました。

  • 受験回数別受験者数をみると、1回目が最多の64%で、次に2回目、3回目と続きました。1~3回目で全体の9割を超える一方、5回目以上の割合も8%と一定数を占めました。
  • 合格者数は受験者数が最も多い1回目が最多の47名、次に受験者数が多い2回目の11名と、受験者数の割合が高い回数が合格者も高い結果となりました。
  • 合格率は4回目の受験者が100%と全員合格、次に1回目の96%と続き、この2つの層が全体の合格率84.4%を超えました。
  • FPキャンプで集中的に学習して短期間で合格する方が多い一方、これまで複数回受験して合格に至らなかった方もFPキャンプでしっかりと学習することで、その後高い確率で合格をつかみ取れることを示しています。

  • 学習期間別受験者数をみると、最多は3~6か月の36%、次に3か月未満と6~9か月の22%と続きました。1年以下が85%と短期の学習者が大きな割合を占めています。
  • 合格者数は受験者数が最も多い3~6か月が最多の27名、次に3か月未満と6か月~9年の14名と続きました。
  • 合格率は学習期間が1~1年半 & 2年以上が100%と受験者全員が合格、次に3~6か月の96%と続き、この3つの層が全体の合格率である84.4%を超えました。次が3か月未満と6~9か月の82%で、全体とほぼ同じ合格率を記録しました。
  • 先の受験回数とあわせると、1級初学者の方も、これまで長年にわたり学習を継続し複数回受験して合格に至らなかった方も、FPキャンプでしっかりと学習することで、その後高い確率で短期間で合格をつかみ取ることができることを示しています。

  • 全体の得点分布をみると、合格者数は130~139点の層が最多で、次が120~129点、140~149点と続き、この3つの層で合格者数65名のうち52名と8割を占めました。加えて、今回は150点以上の合格者が全体の2割に上るなど、高得点者を数多く輩出した試験となりました。最高得点は169点でした。
  • 不合格になった方では、全員が81点以上で、その中で111点以上取れ合格まであと一歩で涙を飲んだ方が4割以上を占めました。

  • 自己採点による基礎編の合否別得点分布をみると、合格者数は56点以上で合計57人と全体の88%を占めました。最高得点は90点でした。
  • 合格率をみると、66点以上取れた方は100%と全員合格、61~65点で86%、56~60点で77%、51~55点で76%でした。46点~60点でも8割の合格者が出ましたが、基礎編は6割以上の正解が合格基準になるといえます。

  • 応用編の合否別得点分布をみると、合格者数は61点以上が合計57人と95%を占めました。最高得点は88点でした。
  • 合格率をみると、66点以上取れた方は100%と全員合格、61~65点で86%、56~60点で27%でした。今回の応用編は6割以上の正解が合格ラインの目安となりそうです。
  • 基礎編と応用編の合否別得点分布を総合すると、今回は基礎編で5割の正解でも応用編で7割以上正解して、合格基準に達した方も一定数を占めました。一方で基礎編と応用編でそれぞれ6割正解した方の合格率は85%を越えていることから、基礎編・応用編ともに安定して6割正解する実力を身に着けることが合格を勝ち取る確実な方法といえます。

 FP1級学科試験を受験した主な感想(合格者)

  • FPキャンプ・TEPPENとの関連
    • TEPPENFPキャンプの講義動画をやりつくしていたので、初見の問題が出ても「どうせみんなもわからなくてびっくりしているだろう」と逆に落ち着くことができた。基礎編は4択を全て説明できる問題が少なく特に難しかったが、TEPPENをやり込んだおかげで、見たことのある選択肢を取捨選択することでなんとか乗り切ることができた。

    • 基礎編はまるで、ほんださんのTEPPEN並びに解説動画を避けてるのかと思えるほど、出題傾向としてわざと外してきた感を覚えました。もちろん言い回しを変えているだけで、問われている本質は同じですから、これはあの問題の言い換えだなと気づけたものに関して得点を重ねた

    • 応用編の計算問題では初めて触れるパターンのものもあったが、ほんださんの講義でちらっと言及された細かいポイントを記憶の底から引っ張り出すことができ、無事正解できた問題もありました(例:小規模宅地の特例の問題で1㎡当たりの単価を比較すること)。穴埋め問題については、TEPPENで全問解けるまで対策していたので、既出のものは完答することができ、得点につなげることができました。

  • 全体的な感想
    • 本番試験は問題集やテキストに載ってない範囲の問題もいくつか出題されますが、そこは多くの受験生もわからないはずで、しょうがないと割り切って解いていったのがよかったです。基礎編はサクサクやったので振り返り時間もたくさん取ることができ、わからない問題を最後にじっくり吟味することができました。応用編はEF分野が難しく、時間がかかってしまったのですが、その代わり穴埋めが比較的簡単な問題が多かったため、癖のある計算問題は部分点を狙いにいきました。

    • 問題だけでなく、テキストや動画を見て、周辺を理解することが大事だと思いました。今回の試験で、問題集などでは見たことがないものが出ても、それほど難しく感じませんでした

  • 基礎編・応用編それぞれに対する感想
    • 基礎編はいつも通りくらいの感覚で特に易化、難化してる印象はなかったです。応用編は見たことのないパターンの計算問題が出ましたが、序盤が簡単だったのと、穴埋めも比較的簡単だったので、焦らずに解ける問題を集中して解くことができました

    • 基礎編は全体的に細かい部分を問われている印象。応用編は全体的に、問題集で触れていた内容を少し捻った問題が多く、必要な要素が直接与えられていないため、段階を踏んで答えを導き出す力が問われている印象を受けました。

FP1級学科試験を受験した主な感想(不合格者)

  • 全体的な感想
    • 自分なりに理解していたつもりだが、いざ本番となると、思考力が追いつかず、体力不足を感じた。見たことのない問題に対する力不足。

  • 基礎編・応用編それぞれに対する感想
    • 基礎編は過去既出問題がほとんどなく、当惑した。3級、2級と過去問を中心に勉強して、半分以上の問題を解いた記憶があったが、今回の基礎編ではほとんど未知に近い問題ばかりであったような気がした。応用編は、穴埋め問題はFPキャンプの動画を通勤や時間がある時にスマホから聞き流すようにしていたおかげで、ほとんど解けたと思う。計算問題は、複合的な問題であり、FPキャンプの解答例を暗記しただけではとても歯が立つものではなかった。

    • 基礎編に関して、理解の深さが足りていないと感じた。応用編は時間が足りなくなり苦手意識のあった不動産と相続分野で爆死してしまった。冷静に見返すと取れた問題もいくつか合ったので計算演習の量が不足していたと思う。

    • 基礎編は意外に解けた印象だったが、実際答え合わせをすると、そうでもなかった。応用編は見慣れた問題でも、予想外の落とし穴があって、試験時間中に焦ってしまった。前回よりも難しかったのではないかと思う。

    • 応用・問61の空き家・相続の特例の問題はすべて正答できた。問56の標準偏差の問題も①のみだが正答できた。8/10259月対策ライブ講義に参加した際、ほんださんに上記問題を「毎日」取り組むよう発言があり、本当に毎日取り組んで理解したため、正答できた

  • その他の主な感想
    • 直前の勉強時間の確保ができず、一度は棄権しようと思ったが、直前に講師の先生からのメッセージ動画を拝見して勇気をもらい、場の空気を知る意味で受験した。不思議と緊張することなく落ち着いて問題を解くことができたが、やはり勉強不足を痛感した。

    • 2026年1月・5月を本番に見据えて、お試し受験をして来ました。特に応用編の問題は、ほんださんの解説集通りに出ていて驚きましたきちんと理解・解けるまで繰り返して準備して行けば、来年は合格できるかもと思えました。

1級学科試験コースを利用した感想

  • 全体的な感想
    • 「本質から理解する」-これに尽きると思います。ほんださんの解説は本質から説明しているので、覚えようと頑張らなくても理解ができるので頭に残ります。独学で学習するだけでは記憶に残りませんが、ほんださんが分かりやすい例や周辺知識を教えてくれることで、とても楽しく覚えることができました。教材も市販のテキストとは分かりやすさが雲泥の差単純な暗記ではなく、理解に重きを置いてる点が自分の勉強スタイルと合っていた(12名)

    • 難しくてネットで調べても理解できないような論点について、ほんださんの楽しいわかりやすい話し方で、完全講義Premiumやテーマ解説講座から、計算演習講座、穴埋め演習講座、そして毎朝のメルマガまで重層的に理解を深められることが他の教材にはない特長

    • 要点だけを凝縮しており、内容も非常にわかりやすい。解答のコツを教えてくれるので、無駄なくやれるのが良い(2名)

    • テキスト学習のみでは読み取れない物事の本質を解説してもらえたので、これまでより理解の質が高まった。音声・画像による平易な説明は、難解な項目を理解するのを容易にしてくれた。動画コンテンツでの学習が大変効率的(6名)

    • FPキャンプには圧倒的な存在感とコンテンツの魅力を感じている。短期で効率よく合格を目指すなら、間違いなくFPキャンプが適したコンテンツFP1級については当講座が最適解。 FPキャンプでなければここまでの学習効果は出なかった。ほんださん始めとした講師陣の充実具合は他の教材とは異なる。効率的に学習ができるように、よく考えられている。この短期間でFP1級を目指そうと思ったのはFPキャンプがあったから短期で合格を目指すのに非常に有力なツールだと感じました(13名)

    • 今回は残念な結果となったが、FPキャンプのおかげで自分の弱点や何が課題なのか明確にわかるので、次回の対策の方向性も見えている

    • 単なるコンテンツ提供だけでなく、合格に向けたスケジュール案、直前対策講座でのサトシ講師の基礎編6割マインドセット、直前期のほんださんととやまさんの激励メッセージ、合格者体験談などモチベーション維持に役立つコンテンツがあったことが、心折れずに勉強を継続できたことにつながった

    • コンテンツを抽象化して見ていくと、(主に試験ものへの)勉強の仕方がわかった

    • 問題への理解に直結し、職場の実務にもFP業務として活かす事ができました

  • ガイダンス講義
    • 学習スケジュールは仕事との両立をどうするか決めるのに役立った。最初はどこから始めたらよいか分からずにいたが、ガイダンス通りに応用編の計算から始めた。計算ができるようになると基礎編の理解も進んだ。応用編から開始し、まずは深く考えずに動画を見ながら演習をして正解にたどりつくことでFP1級試験に対して計算パターンを理解できればある程度の点を取れるという自信をつけることができた(4名)

  • 完全講義Premium
    • 2級合格時点で、理解があいまいだった、苦手な分野を再学習するために利用した。基本的な知識、苦手分野の知識習得に役立った。基礎の基礎を学ぶ柱となってくれた(4名)

    • FP2級取得から5年ほど空き、ほとんどゼロクリアでのスタートだったが、完全講義Premiumで2級までの基礎知識を効率的に思い出し、そこから1級対策に取り組んだことで短期合格を勝ち取れた。6年ぶりのFP試験で、しっかりと土台づくりをしないといけないという意識があり、2級の動画が大変ありがたかった。2級の合格から時間が経ち、知識が朧げだったので、基礎から学び直せる完全講義は強い味方(4名)

  • 基礎編
    • テーマ解説講座は理解が難しいポイントを集中的に学ぶのに最適根底にある考え方から学ぶことができた。自分自身の知識の獲得として、とても楽しい講座。なるべく他の人に説明するように、頭の中で自分で講義をするように復習した(3名)

  • 応用編
    • 計算演習講座は出題パターンと解法の習得に役立った。解法の解説が丁寧で得点に直結する感触が得られて自信につながった。簡潔に、重要な論点がまとまっており、またその論点は基礎編にも活かせる作りになっていたため、効率よく学習でした。ほんださんの解説が脳内で再生できるほど解説動画をみることで、定番問題は自信を持って解くことができた。計算問題の考え方から学べる教材はほかにない(10名)

    • 穴埋め演習講座は知識を定着させるのに役立った。穴埋めだけでまとまっているのが良かった。応用編対策コンテンツだが、解説の内容は基礎編での学習でも役立つ点も多く一石二鳥だと感じた。穴埋めの読み上げ音声ファイルは、移動時間や犬の散歩のとき、子どもの寝かしつけのときなどに聞き流すことで知識の定着を図ることができた。音声ファイルは女性の声がよみがえるくらいまで聞いた(10名)

  • 僧侶FPとやまの今日の一問チャレンジ(メルマガ)
    • メルマガは外出中や、やる気が出ない時にも気軽に取り組めて、基礎編の知識定着やメンテナンスにとても役立ったクイズ感覚で楽しむことができた。一問一答は、毎朝の10問と日曜日の復習で役に立った。問題を解いて音声の解説を聞き理解が深まるとともに励みになった(8名)

    • メルマガは毎日の学習のペースメーカーとしてものすごく良かった。今日の一問一答は生活習慣の一つになっている(5名)

    • 個人的に一番ありがたかったのが、一問一答の読み上げ音声移動時間などに聞き流すことで知識の定着を図ることができたのがよかった。

    • 本日の一言はポジティブな内容が多いので、勉強の息抜きに読んでリラックスしていました。

  • 公式問題集「TEPPEN」との連動
    • 動画とTEPPENがリンクしており学習がとてもしやすかった外出中は動画でインプット机に向かって学習できる時はTEPPENでアウトプットを行い効率よく学習できた(2名)

    • TEPPENの問題集の解説を応用編の計算問題のテキストに書き込んだり、その反対をやってみたりと、FPキャンプのコンテンツの中で往復しながら、重要論点を効率的に学習ができたのがFPキャンプの強み。周辺分野の論点が多く本番試験に出題されたので、問題集を信じてやって本当に良かった

    • 最後の1か月間だけFPキャンプを利用しましたが、その前からTEPPENに取り組んでいたので、相互補完で合格ラインに到達できました。

  • コスパ・タイパ
    • タイムパフォーマンス重視型の人間からすれば、これほど適した教材は他にない。コスパ、タイパ、質、どれをとっても買いです。この内容でこの値段は破格(5名)
  • 使い勝手
    • 自分の勉強方法や、生活リズムにあった勉強ができた。自分のペースで選択して学べる点が良い(3名)

    • いつでもどこでも(スキマ時間にできる一問一答、いつでもどこでも見られる講義動画、移動中ですら聞ける穴埋め音声など)学習できるのが良かった。動画は何かをしながらでも(運転中によく聴きます)聴けるので本当に助かっています。家事をする時間も学習に使えて有り難かった (11名)

    • スマホ一つで手軽に学習できたのが自分のスタイルに合っていた(3名)

直前対策講座Premium/直前対策講座を利用した感想

  • 直前対策講座Premiumは、これによって合否が分かれると言っても過言でないくらい合格必須のコンテンツ模擬試験のライブ講義で応用編に自信を持つことができました。ほんださんから基礎編の学習アドバイスをもらい、モチベーション高く死に物狂いで残りの1か月間勉強できました。
  • 直前対策講座Premiumを受講して、模擬試験のライブ講義に参加したことで、自分の今いる立ち位置を把握し、試験までの1か月間で何をすべきかを確認できました。また模試答案に書かれたほんださんのメッセージを見ながら、モチベーションを上げて取り組むことができました(3名)
  • 直前対策講座Premiumの模擬試験をきっかけに実際の試験がどういうものか?どのレベルの問題が今回解けなかったらヤバいのかという意識を持ち始めた。初回受験だったので模試を受けることが自分の力の把握に役に立ちました。本番での問われ方や時間配分が分かった(3名)
  • 基礎編の過去問解説がさらに理解を深く学習することができました(3名)
  • 直前対策講座は直前期の勉強スケジュール作成、やることとやらないことの取捨選択のよい判断材料になった。
  • 基礎編の難問や全くわからない問題に対しての準備当日どう対処するか。ということについて初めて認知しました。
  • 試験1ヶ月前に不安で仕方なかったのですが、サトシさんの試験1ヶ月前の過ごし方を見て、間違った問題をノートにまとめるようにしました。それを直前に見直し、そこからの出題も結構あったので、教えていただいて本当に良かったと思いました(2名)

  • 1級学科試験を受験したFPキャンプ受講生の職業別割合をみると、金融業に勤めている方が3割以上と最多で、次に公務員・団体職員の16%、サービス業、士業、製造業と続きました。大学生の受験生も1%(1名)いました。
  • 受験目的では、「仕事の幅の拡大・お客様からの信頼アップのため」がトップの35%で、「リスキリングのため・幅広い金融知識の取得のため」が21%で続き、次に「今後の家計管理・人生設計に役立てるため」となりました。
  • 「仕事の幅の拡大・お客様からの信頼アップのため」「昇格・昇進・社内異動のため」「資格手当をもらうため」と、現在の仕事に直接関連する動機が合計で4割以上を占めました。一方、「リスキリングのため・幅広い金融知識の取得のため」「今後の家計管理・人生設計に役立てるため」と、個人的な能力・スキル開発や知識の向上を目的に受験される方も全体の3割近くに上りました。さらに、「独立・開業の準備のため」「副業・兼業のため」「就職・転職のため」と、今後のキャリアップを目指している方も合計で1割超と一定数を占めました。

  • 1級学科試験を受験したFPキャンプ受講生の職業別受験目的をみると、金融業と不動産業、自由業・自営業、パート・アルバイト、士業で「仕事の幅の拡大・お客様からの信頼アップのため」「昇格・昇進・社内異動のため」「資格手当をもらうため」と、現在の仕事に直接関連する動機が合計で5割以上を占めました。これらの業種ではFP1級取得が現在のキャリアを積み重ねる上で大きなメリットとなっていることが見て取れます。
  • 一方、これらの5つの業種を除くと、「リスキリング・幅広い金融知識の取得のため」「今後の家計管理・人生設計に役立てるため」「税金・相続の理解を深めるため」「投資・資産運用の知識向上のため」と個人的な能力やスキル、知識の向上を目的に受験される割合が高く、個人的な金融リテラシー向上を目的に、働きながら最難関のFP1級にチャレンジされている方が業種に関わらず数多くいることが分かりました。
  • また、「独立・開業の準備のため」「副業・兼業のため」「就職・転職のため」と今後のキャリアップを目指して受験した方も、職業を問わず一定数見られました。

アンケート結果を受けたほんださんのコメント

FPキャンプは、『暗記に頼らず、本質を理解しながら短期間で合格する』をモットーに、一昨年7月に開講いたしました。開講以来、これまでに25,000名を超えるFP試験学習者の方々にご利用いただき、多くの受講生が最難関であるFP1級学科試験に短期間で合格されています。今回、FPキャンプとして初めて10代の1級学科試験合格者を輩出できたことを、大変光栄に感じております。

受講生の皆様からは、「合格に直結する質の高いコンテンツを、必要な期間だけ利用できるためコストパフォーマンスが高い」「単語や制度を丸暗記するのではなく、目的や背景を理解しながら学べるので、実生活や仕事にも活かせる」といったお声を多数いただいております。学びの楽しさを実感しながら、成果を出せる環境を提供できていることを、大変嬉しく思います。

今後も、FP分野の動画配信事業や資格学習事業、出版事業を推進し、本質を理解しながら最短で合格を目指すFP試験受験生に対するサポートを全力で続けるほか、FP学習者・取得者へのキャリアサポートや、FP試験で学ぶ知識をベースにした金融リテラシーの普及促進に取り組みます。また、銀行や保険会社をはじめとする金融機関など、FP資格を用いて社員の質の向上を目指す企業・団体と連携した法人利用の拡充も進めていきます。加えて、これまでのFP資格事業で蓄積してきた専門ノウハウを生かした新規事業を積極的に展開し、業界全体の発展に貢献することを目指してまいります。